不登校の子供が高校に入ってから救われた

不登校の子供が高校に入ってから救われた

 不登校の子供が高校に入ってから救われたという方の体験談を紹介します。

 

 私の二人の子供は、中学2年生の頃から不登校になりました。原因については、二人ともはっきりしたことは分からないのですが、一部にいじめがあったようです。私も、最初のうちは登校するように促しましたが、それも効果がありませんでした。親の対応について、地元の保健所に相談し、役に立つアドバイスはいただきましたが、残念ながら根本解決にはつながりませんでした。

 

 二人を救ってくれたのは、遠方にある通信制の高校でした。数多くの不登校の子供を受け入れている学校で、医師や心理療法士が、学校に常駐しています。高校の試験には合格しましたが、子供たちが実際に通えるかどうか、不安でした。

 

 しかし、入学してからは、二人とも、水を得た魚のように生き生きして、学校生活を楽しんでいました。この学校の特徴は、何と言っても不登校に苦しんでいる子供達の気持ちに寄り添うことができることにあります。その姿勢が、多くの生徒の心を救っていると言っても過言ではありません。

 

 中学時代に不登校で遅れていた勉強も、十分な補修を受けることで、通常の学業においつくことができました。そして、二人とも相次いで、大学進学を果たしました。不登校の子供に暖かい手を差し伸べてくれた高校を選んだことは、子供の進路に大いにプラスになりました。

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